売電が最大58%減!
先日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
12日の有職者会議で経済産業省は、
家庭や企業が発電した太陽光発電の電力の売電価格について、
2020年代半ばをメドに、現在の半分以下に引き下げる方針を固めた。
住宅用は2025年〜2027年度に1kwhあたり11円
事業用は2022年〜2024年度に1kwhあたり8円50銭
にする方針。
ちょうど2018年度の売電価格、
住宅用26円、事業用18円の半額以下に引き下げる。
太陽光の売電は電気料金に上乗せされているので、
国民負担の軽減につなげる狙いがある。
との報道。
7年後の売電単価が今より58%減という暴落価格!
これは何を意味するかと言うと、
太陽光発電は「10年でモトが取れなくなる」ということ。
さすがに、太陽光パネルやパワコン、モニターや架台、工事費用が、
今よりさらに6割弱も安くなるはずがありません。
つまり、太陽光発電を10年でモト取りたかったら、
2018年(売電26円)か
遅くとも2019年(売電24円)までにした方がいいでしょう。
2020年以降、売電額がドンドン減って
太陽光発電だけでは採算がとれなくなりますよこれは。
そして、もうひとつ
この背後で動いているのが
電気代の大幅値上げです。
2020年から徐々に電気代の値上げが本格的にはじまります。
2027年まで強烈な電気代の値上げが続くことでしょう。
つまり、
太陽光発電だけでは採算が取れないが、
太陽光発電と蓄電池のセットなら採算がとれますよ。という方針です。
政府は
太陽光発電&蓄電池を使って
「電気の自給自足」生活へ思いっきり舵をきりました。
このまま太陽光発電も蓄電池も設置していないご家庭は
かなり大きな負担になるでしょう。
大きな増税みたいなものです。
太陽光発電業界が世界中で下火になった今、
蓄電池で巻き返すつもりですね。
太陽光世界一の日本が次に目指すのは
蓄電池世界一です。
日本はエネルギー資源がない国なので
「原子力や火力に依存しない」という考えも時代に合っているのかもしれません。
太陽光発電するなら今がラストチャンスです。
電気代の大幅値上げが目の前に迫ってきたので
今なら蓄電池の導入もかなり良いタイミングだと思いますよ。