朝、凍結していたら、自然に溶けるまで待ちましょう

今週は、10年に1度レベルの低温・大雪のおそれがあると予報されています。低温や大雪の影響によって、給湯器や水道管が凍結し、場合によっては破損等の不具合につながる恐れもあります。特に、気温がー4℃以下になると凍結しやすくなりますので、凍結防止対策を4つ紹介します。

給湯器・水道管の凍結対策

●蛇口から少量の水をチョロチョロ流し続けましょう。止まっている水(動きがない水)は凍結しやすいですが、動いている水は凍結しにくいからです。

●自動お湯はり機能がある給湯器の場合、浴槽の循環口から5〜10cm上に水かお湯を張った状態にしておきましょう。お風呂のお湯を落とさず、そのままにしておくだけで凍結防止機能が働いて凍結を予防してくれます。

●屋外にある保温材の巻かれていない水道管には、タオルなどを巻いて寒風が直接当たらないようにし、その上から濡れない様に、ビニール袋で覆う処置をしましょう。家の北側にある配管や風当たりの強い配管も同様です。この際なので、保温チューブや保温テープをホームセンターで購入して、むき出しの配管を保護しましょう。一般家庭の水道管の径は、JIS規格で決まっており、13(1/2)㎜と20(3/4)㎜があります。ご家庭の水道管のサイズを確認してから部品を購入してください。

●給湯器や電気温水器は、自動的にポンプや凍結防止ヒーターが作動して、配管の凍結を防止する機種があります。電源を切ってはいけません。

それでも凍結しまったら、どうすればいいか?

朝、凍結していた時は、気温が自然に上がり自然に溶けるまで待ちましょう。

「給湯器ー水道配管ー蛇口」このどこで凍結しています。正直言って、どこで凍結しているかわかりません。下手にお湯をかけたりすると配管が破裂する可能性もあるので、凍結したら潔く諦めましょう。ほっといたら勝手に解凍されてお湯や水がでてきますから。

水道管が破裂したら、どうしたらいいの?

万一、水道管が破裂したら、まず一番最初にするべきことは「止水栓・元栓を締めて水を止める」です。

元栓を閉めれば、家の中の全ての水道に水が流れなくなるため、破裂箇所を塞ぐ事ができます。ホームセンターなどで購入できる水漏れ専用の補修テープでの補修がおすすめです。さほど大きな亀裂でなければ、補修テープをぐるぐると巻くことで一時的に水漏れを止めることができ、水道も使えるようになります。破裂した箇所からの異物の侵入も防げるため、修理するまでの応急処置として最適です。

補修テープをすぐに調達できない場合は、タオルやいらなくなった衣服を巻き付けて代用することも可能です。布を頑丈なテープなどで巻き付けて固定すれば、完璧には防げませんが一定の効果があります。

そして、専門業者に修理依頼をしましょう。

蛇口本体やシャワーヘッドなどの交換に資格は必要ありませんが、水道管工事に関しては、「給水装置工事主任技術者」「水道技術管理者」の資格を持つ技術者による作業が法律で定められています。水道管の部分的な交換、給水管の引き直し作業など、屋内であっても水道局による指定の工事店でなければ作業できません。

修理は、水道局に問い合わせて水道局指定の工事店から選ぶか、インターネットで専門業者を探しましょう。GoogleやYahoo!で「地名+水道局+事業者」で検索すればヒットするはずです。また、問い合わせをする際は、どういった症状が起きているのか、緊急を要する状態かなどを冷静に伝えたほうがいいです。

ちなみに、彦根市指定給水装置工事事業者一覧表はこちらです。(彦根市役所のURL)

https://www.city.hikone.lg.jp/kakuka/jogesuido/5/4/8868.html

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